レクイエム・マニア

学生の頃は現代音楽一筋という感じでしたが、実は宗教曲にも興味がありました。
ただそれは「死者のためのミサ曲、レクイエム」限定でしたが。
死に対する畏怖・恐怖・不安、そしてまだ見ぬ死後の安寧。
こういったものが特にキリスト教の世界観の中で集約されていて、レクイエムを書くときの作曲家のモチベーションが
自分の才能のすべてを使って「神にささげる」ようなレベルなんですよね。
西洋クラシック音楽をやるうえで避けて通れない「キリスト教の世界観」。宗教そのものには全く溺れることはありませんが、人の生きざまとして興味があります。

最近はYouTubeでいろんなレクイエムを聴けることが出来ます。
自分用の備忘録として、集めてみました。(時代も国もすべて思いつくまま)

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K.ペンデレッキ:ポーランドレクイエム
ラクリモサなど後期ロマンじゃないか!と言われますが、新ロマン主義、二つの大戦を経験していないとこの世界はつくれませんよ。
好きな作曲家です。

G.リゲティ:レクイエム
映画「2001年宇宙の旅」でも使われた現代レクイエムの傑作。

R.マリー=シェーファー:パーティーガールのためのレクイエム
カナダの現代作曲家。実は私が中学の時、自分の意思で初めてエアチェックした曲なんです。番外編。

A.シュニトゥケ:レクイエム
現代宗教音楽が求める苦悩からの解放。美しい曲です。

武満徹:弦楽のためのレクイエム
番外編です。せっかくなのでオザワの指揮で。

M.テオドラキス:レクイエム
ギリシャ独裁政権時のプロテストソングの雄もすっかり大御所に。

J.ラター:レクイエム
現代宗教音楽では定番の作曲家によるレクイエム

J.タヴナー:アテネのための歌
番外編。現代イギリスの神秘主義作曲家。故ダイアナ元妃の葬儀で演奏されて有名に。

J.オケゲム:レクイエム
ルネサンス・バロック期には多くのレクイエムがありますが、代表してこちらを。

◆C.サンサーンス:レクイエム
神童・天才コースを突き進んだサン・サーンスも書いています。

◆G.フォーレ:レクイエム
超有名過ぎて動画もたくさんあります。

◇石井真木:熊野補陀落
番外編。宗教的な死のイメージくくり。この曲は大好きで、和の扱いに関して武満以上だと思う作曲家です。