金谷幸三流花伝の書13

和歌山のギタリスト金谷幸三による実践的ギター講座(SEO対策済)

■爪はバイオリンでいえば弓、ボーカルでいえば声帯■

他の教室ですでに習われていた方や、独学の方をレッスンすると、もちろんタッチをよく理解されていないのは
仕方ないとしても、意外と爪に無頓着な方が多かったりします。少し手入れすれば全然違う音が得られるのに、です。
聞くと磨き方を知らない方も多くて愕然とします。

爪はギターの音を出す大切な道具。(しかもほぼ無料)
爪に無頓着ってことはすなわち、
バイオリンやってて今まで弓を使ったことないんです。フルートって口で息を吹き込むんですか?
みたいなレベルが横行しているわけですね(とほほ)。

さて他所様はともかく今回は爪を磨いてみましょう。
僕がお教えしてるポイントは、

1.「できるだけ自然な形」です。
ギターを弾くからと言って日常に影響が出るような爪の形はするべきじゃありません。そして「爪は割れるもの」。
ですから日常で割れにくい形が必要だと思っています。
いくらいい音が出ても日常で割ってばかりだと美音も何もないですからね。
既存の解説にあるようなものは「炊事洗濯もせず」一日中ギターを弾くことのできるマニアに任せておけばいいのです。

2.「左右対称、常にRを持たせる」
上述したようにイビツな形は割れやすい。そして「円」こそが最強の考えで、丸くなめらかな形を目指してください

3.「必要最低限の長さで」
爪の生え方や反り具合にもよりますが、基本的に手のひらから指を見て指先の肉を親指でギュッと押さえてみます。
この状態で爪が少しでも見えていれば、しっかりタッチしたときでも同時に爪に弦を当てることが出来ます。

4、弾く前に必ず爪の手入れを
傷のある爪で弾いていると汚い音がするばかりか弦にも傷がついて消耗します。弦に当たる面の傷をなくす磨き方をしてください。

爪の形はタッチとかなり密接に関わってくるので、今回は磨き方とおおよその形だけの説明です。
指の形にトラブルが少ない場合、基本1の左右対称形を選びます。
どりらかに山が偏る場合はそれに応じてトップをずらします。がこの時、直線を作ってしまうと
弦に対する負荷がなくなり、結果的に良い音が出ません。

美音を出すポイントは

爪の当たり始めからトップに抜けるまでの距離が長ければ長いほど太くしっかりした音が出る

直線を作るとここは「滑るだけで」無いも同然なんですね。

いろいろと図と動画を参考にしてみてください。

図2.爪の削り方チャート(動画でも解説)



スマホからはもしかしたらこちらのBGM無しバージョンでないと無理かも。
https://youtu.be/OYmuJ8lUFhI