金谷幸三流花伝の書その1

金谷幸三による実践ギター講座

■僕のやってることはイリュージョン■

エスカルゴなギター教室の生徒さんには耳にタコができるほど聞かされてる言葉です。
そもそも私の根本に「ギターは不完全な楽器である」という考えがあります。
つまりメロディーも和音も弾けるけどピアノのように何でもできる楽器じゃないんだ、
そしてそれは欠点だとか逆にあえて美化する必要もなく、ただそういう楽器なんです。

だから基本「無理しない!」

もともと出来ないことを根性論で頑張るのではなく、どんな手を使ってもできたように見えたら(聞こえたら)それがすべて!という考えです。
もし聴こえる結果が同じならテクニック的に簡単なほうを選ぶ。
相手は機械じゃない、極めてファジーな「人間」が相手なのでごまかせばいいのです(言い方は悪いけど)。

ところがクラシックをやってる人は真面目な方が多いので例えば、
「楽譜に音を伸ばせと書いてあるので指を痙攣させながらも頑張って押さえています」。でも私のレッスンではそうじゃない!と説きます。
実際に伸びてなくても、音が伸びていたように聞こえ、人の記憶にそう認識させればいいんです。
で、楽をしてくださいと。さぼってくださいと。
例えるなら人体切断マジックでも本当に毎回アシスタントの女性を切断しないとお客さんは納得しないと思ってる、というか教え込まれてるんでしょうね。
怖い話です(笑)

繰り返しますが相手は人間です。脳は一つのことに集中すると周りをぼやけさせる習性があります。
それを利用して、無駄な労力をなくす。そしてテクニカルに余裕ができたソースを音楽表現に向かわせる。
手品の基本テクニック、ミスディレクション。これを徹底利用します。
目も耳もすべての五感で錯覚を起こすのが当たり前なんですよ。

イリュージョニストでいいのです

さてこのブログでこういったイリュージョンテクニックのいくつかを紹介していく予定です。
机上の空論ではない、実際に私の実践的基礎テクニックです。
文章だけでどこまで書けるかわかりませんがこうご期待。

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