ギターや音楽のこと

ギターのこと音楽のこと

CD録音

和歌山紀美野町にある音響豊かなホール「みさとホール」で正式なCDを録音してきました。
以前、Youtubeにもアップしていた「発表会3曲目を本気で弾いてみた」シリーズの本格バージョンです。

関西でも指折りの残響を誇るホールにマイク6本を立て、ヘルマン・ハウザー1世(1938)という名器中の名器を使って、

初級中級で一度は弾いたことのある曲を、音楽的解釈、つまり金谷幸三のフィルターを通して表現。

まぁ、やった者勝ち!みたいなCDです。

曲集や雑誌の付録とは全く違う、音楽としてここら辺の曲を捉えています。
人によっては目からうろこ、初めて聴く体験かもしれません。なぜならそれらの曲は発表会で3番目のレベルの人が弾いてるを聴いただけですから(笑)

模範演奏ではないので、楽譜通りにも弾いていません。良い子は絶対真似しちゃダメです。

主な曲目は:

ワルカー:小さなロマンス

ゴメス:悲しみの礼拝堂

コスト:舟歌 など。

予定では8月頃にリリースされるそうです。

黒江万金堂、本格活動開始!

和歌山を中心に活動をされているフルーティスト、岡本万貴さんと組んだデュオユニット「黒江万金堂」。

レパートリーを随時増やしながら本格的に活動をスタートさせます。

和歌山のクラシックユニットの中心になるべく、そして関西一円でもその名が知れ渡るよう、金谷幸三50歳代のディケイド・ワークとして取り組んでいきます。

ユニット名、ほんとにそれでいいの?とご心配されることも多いですが、横文字が氾濫する中で異彩を放つ戦略ですので、まぁいいかと思っています。

地方の音楽家のレベル、底力を是非とも体感してください。黒江万金堂、皆様のために全力で改革を進めてまいります!

三月の歌

武満徹のポップソングの中で好きな曲。石川セリが歌ったものが最高です。
せっかく三月なので今力を入れている「黒江万金堂」用にアレンジしてみました。
楽譜が出来てすぐに吹いてもらった練習動画です。

実際にお披露目になるのは6月のコンサート以降で、ぜんぜん三月では無くなりますが。。。

満員御礼

2月17日「海へ フルートとギター 想いあふれる情景」
小さな会場でしたが、おかげさまで満員御礼、前売り完売、たくさんのお客さんに聴いていただけました。

和歌山で本格的なプログラム。なかなか田舎で活動するには、どうしても聴きやすい有名曲になりがちですが、音楽家として、そしてクラシックを目指したものとしてやはり恐れずにやるべきだと思っています。
「聴衆の啓蒙」、いえそれよりも演奏家への問いかけなのです。

正直、和歌山に移り住み、この地域の音楽を取り巻く状況を見て、もう現代音楽を楽しめることはないだろうな、とあきらめていました。実際きびしいことは厳しいのですが、今回は共演の岡本万貴さんに感謝しています。

これをきっかけに、聴きに来てくれていた在和歌山のクラシック演奏家といろいろ刺激的な連携ができたらな、と思っています。

僕にとってはパリで感じた「芸術の刺激」がやはり忘れられない。そして自分自身、ぬるま湯が苦手なんです。
奈良にいた数年は奈良のギター界に一石を投じたつもりです。残念ながら和歌山にはギター界そのものが無いため、一般クラシックの皆様を引っかきまわすかもしれませんが、よろしくお願いいたします。

あとテレビでも紹介していただきました。

19日の演奏会を終えて

11月19日、奈良のテーネザールで久しぶりの本格プログラムで勝負してみました。
曲間トーク無しのガチ演奏会(笑)。しゃべらないとは一言も予告してなかったので、いつものお客さんも少し緊張されたかも。
今回は昔から機会あるごとに弾いていた、自分のギター人生に関わり深い作品、そして何より弾きたいと思う曲でプログラミング。
結果、ソナタやシャコンヌ、13から17分かかる大曲が4曲メインになるハードなものに。

控室本番前10分の過ごし方から、曲間に行うことを全部決めて臨むという、自分にとって「新しい実験」も行いました。

まず、本番前はどうしても緊張から右手の体感温度が下がる(頚椎症の影響)ので、生姜湯やカプサイシンで体内から温め、両肩にカイロを貼り腕を温め、ギリギリまで手袋をし、そして緊張度を抑えるために「冷えピタ」をおでこに貼りました。
そして目を閉じ深呼吸1から10まで数字を思い浮かべながらカウントして、集中力を高めてみました。
このルーチンはすごく効果があったので今後も続けていく予定です。

そして本番。イスに座るまで笑顔で。そして目を閉じカウント。
気持ちは落ち着いていくのですが、指先が冷え始めてきます。やはり無意識に緊張しているのでしょう。

この点に関してはもう少し自律神経をコントロールするイメージトレーニングをしなければ、と課題。本番前ににわか仕込みではダメなので普段から自在に手の温度を上げる訓練ですね。もうこれしかなさそうです。
あとは、こういうハードな演奏会はできるだけ暖かい時期に行う!

 

さて肝心の演奏は、気合が空回りした部分もあってけっして満足できないものでしたが、その気迫や情熱が音楽を通してお客さんにも伝わったようで、少しはホッとしました。
もう一度、今回のプログラムの精度を上げ(すこし内容も硬軟とりいれて)、弾きならしてから来年にできれば各地でやってみようかと思っています。

課題は見つかりましたが、解決策も見えてきた部分もあって、さらに上を目指せそうです。

アンコールでいつもの喋りが入るとこんな感じ。