ギターや音楽のこと

ギターのこと音楽のこと

Claude Bollingの曲

昔コンセルバトワールでA.ラゴヤに習った数少ない日本人ギタリストとして、やっておかなくちゃいけない曲。来年いよいよ和歌山でやるべく企画を立ち上げました。
ジャズトリオをあえてクラシックメンバーで演奏するのは賛否ありそうですが、僕自身がクラシック畑ですからね。アドリブ部分もしっかり楽譜に書かれているかぎり十分、作曲者の意図は表現できるはずです。

過日、アランフェスで共演していただいた海南市のピアニスト・船本真依子さん、そして別のBollingの曲を吹くのは何度か共演しているフルート・岡本万貴さん。コントラバスは和歌山で活動している小倉さんに協力していただきます。
さすがにドラムだけはジャズの人にお願いしてスイング感あふれる演奏会にしようと思っています。

他にフルートの万貴さんとピアソラ、タンゴの歴史を演奏する予定。
日時、詳細が決まり次第またお知らせします。

いやぁ楽しみ楽しみ。

ロマニロスを極める

ホセルイス・ロマニロス-1971 Jose Luis Romanillos

今ご厚意で使わせていただいてるギターです。しばらく使ってもらってよい、とのことでお借りしていますが、
これまでは、あくまでもゲスト貴賓扱いでレッスン室に鎮座いたしておりました。
しかしせっかくなので、しっかりと弾きこんでみようと思います。

最初、この楽器を弾かせてもらったとき「高音の分離がすばらしい」の一言でした。
パワーは他の(同じく演奏会で使わせていただいてる)フレタはハウザーには負けますが、その抜群の音の分離で音が無駄に干渉せず遠くまで
粒立ちよく届く、そんな楽器です。

ここ5年ほど自分の楽器としてケビン・アラム-1986を使用していますが、杉の開放的な軽さが魅力でもあります。しかし、やはり松でじっくり響きを作り上げるほうが
「音楽家」として意欲がわくみたいで。10年ほど使っていたベラスケス-1984の時代に感じていた「やる気」が出てきました。

今年は自分のテクニックを、このロマニロスに合わせて、人馬一体でやってみようと思います。

テクニック維持のため

テクニック維持もかねて、若い人が好んで弾くんだけど自分のキャラに合わないということであまり舞台に上げない、そういった曲を練習しています。

今やってるのがロドリーゴの「三つの小品」、三曲目のサパテアードは速弾き自慢の若い人が大好きな曲ですが、まぁ自分が弾いたらもう少しましな音楽にするだろうな、といつもの「何様?」モード(笑)。
ようやく形になったとはいえ、やはりテクニック的に苦手なパターンが多く今のレベルだと大阪の小さなコンクール、それもアマチュア部門で賞が取れるかどうか怪しいですね(笑)

そしてテデスコのソナタ。
こちらは大好きな曲なんですが、著作権が切れるかどうかの瀬戸際なので保留してた曲。これも再暗譜を完了。
わざわざ僕が弾く必要があるの?って思いもしますが
まぁここら辺をいつでもシラフでもそうじゃなくても弾けるようにしておきたい。

バッハや現代曲を含めるといつでも弾ける曲って多いのです。ただマニアックで地味な曲が多いのでいつも「まぁ弾く機会が無いし、弾いても誰も得しないし」と思うんですよね。
あぁ、集客を考えずに思い切り弾きたい曲をやりたいなぁ。。。。

昔弾いた現代曲の自分の動画を見る。
頑張ってたなぁ、としみじみ。当時関西でこんな曲弾いてるギタリストいないんだけど。

禁じられた遊び

有名なロマンスのほか、映画の中ではギターの「中級者向けマニアックな曲」が多く使われています。
せっかくなのでこれからはそちらも挿入してメドレーのように弾いてみたら、映画を見られた方は喜ばれるかも。
ロベール・ドヴィゼ「組曲」
ジャンフィリップ・ラモー「メヌエット」
ナポレオン・コスト「練習曲」
カタロニア民謡「アメリアの誓い」

で、映画のトレーラーを見たら、意外と全曲を通して「厳しい」音楽で時代を表現しているようです。
これまで「しんみり」と弾いてたパターンを変えなきゃいけませんね。

もうすこし視覚に訴えてみては。

ハンス・ウェルナー・ヘンツェの「王宮の冬の音楽」は最近では滅多に弾かれることは無いけど、個人的には好きな曲。

ただ長い。

いかに35分のあいだ聴衆を引き付けられるかが、演奏者としての腕の見せ所かもしれません。

同じヘンツェのピアノやオケ曲はもっと色彩感があって、大変優れた作曲家のしっかりした作品なのに、ギターではどうしても

「地味で面白くない現代作品」扱いなのでしょうか。もったいない。

ギターのレンジ(音域・音量)の狭さが要因なのは仕方ないとして、やはりギター演奏そのものに動きが無いから、もひとつの原因かと。

せめて視覚的に訴えるアイデアも必要でしょうね。

以前よりいつかシェークスピアやエリザベス時代を扱った「映像」や「モノローグ」と一緒に弾いてみたいとは思ってました。

おそらくこの曲の美しさがもっと際立つと考えながら、もう15年以上。。。。。いつかはきっと!

楽器の制約のためギターの現代曲は不利な面が多くあるけど

それでも大好きなシュトックハウゼンとは言え、あのクラリネットソロ「ハーレクイン」を聴くことを思えば「マシ」だから(笑)。

なんてたまに思うことがあります。絶対ギターのほうが可能性あるって。

まぁあれも演奏者がピエロの格好をして動き回りながら40分ちかく。。。。工夫次第ですね。