黒江万金堂「フルートとギターの新たな地平」
フルーティスト、岡本万貴の柔らかな音色と金谷の繊細な弦の響きが織りなす息の合ったアンサンブルで各地での評価も高い。
それぞれがアルトフルート、11弦ギターに持ち替えるなど、響きに対して妥協のない姿勢に加え、その高度なテクニックに裏打ちされた斬新な音楽表現が、常に聴くものに新たな発見を与え続けている。バロックから前衛音楽、そしてポップスとの融合など多彩なレパートリーをもつ。2014年より共演を重ね、2017年「黒江万金堂」として活動を開始、関西を中心に精力的に演奏活動を行っている。
2020年春よりプライベートスペース黒江音楽室からほぼ毎月ライブ生配信を行い、新しいクラシック音楽環境を追求している。
岡本万貴
相愛大学音楽学部フルート科卒業。在学中、クルト・レーデル、パウル・マイゼンのレッスンを受ける。これまでにフルートを故若林正史、伊藤公一の各氏に、フラウト・トラヴェルソを北山隆氏に師事。 2013年から3年に渡り、昭和初期に建てられた煉瓦造りの田嶋漆器店旧工場跡にてクラシックコンサートを、黒江JAPANの一員として企画、出演、好評を得る。
2020年春よりプライベートサロン「黒江音楽室」から通年10回のオンライン・コンサートに携り、全国に向けて発信している。
サロン的な空間での演奏を念頭に、自然からのインスピレーションをもとに人の心に届く癒しの音を追求している。ソロのほか、近現代音楽、バロック音楽などレパートリーにもつ。和歌山音楽コンクール第1位入賞。
黒江音楽室「地方からの大胆な文化発信」
和歌山県海南市にある漆器の町、黒江。その古い町並みと自然が楽しめるプライベート空間「黒江音楽室」。
ギターの儚い響きが天上から降り注ぎ、フルートの暖かい音色が聴く者をやさしく包み込む。四季折々に変化する景色を背景に上質のアンサンブルを聴いていただけます。
もとは30人収容の小さなスペースですが、2020年からは配信スタジオとしても活用。全国・世界に音楽と映像を届ける、黒江万金堂が誇る専用のホームグラウンドです。