
かなり型落ちで、もちろん4K未対応なんですが、このキャノン ivis HF-G20をメインカメラにしています。(下のJVCは遊びショット用)。
配信も回数を重ねてきましたが、人様の配信(クラシック系)も参考に観るようになって「あ、俺ならこう狙うな」なんてことも多々感じるようになりました。
まず舞台を行儀よくフレームに入れようとしていないか。
つまり舞台(箱)がメインになってしまって、映像に動きが無い。
これは教室の発表会を街の業者に頼んで撮影した時によく見るタイプ。
いろんな角度から狙いすぎていないか。
左右からのショットを狙うのが一般的だけど、これは音響のパニング(定位)と同じで頻繁に両極端に振られるとクドク感じる。
証明写真のように正面からアップを狙っていないか。
ご承知の通り、正面の写真なんてロクな結果を生まないのである!
こう言ったところを踏まえ、動的な映像、ライブとは「今生きている」ことであり、演奏者が支え合い、対話しているんだ、という想いを伝えたいと思っています。
前回公開したクリスマスライブでは3台を同じ方向から狙い、微妙な重なりや遠近法を作ってみました。
その場所にいる一人のお客さんの視点ですね。
本当はひとりカメラマンが付いてくれればもっと動きのある映像になるのですが、今のところは人件費の代わりに物量作戦で。
とにかくライブでもなんでもすべてを見せるのが良いとは限らない。
これは大切だと思います。
